英語の勉強のために読んでみたアメコミ

アメコミで楽しく英語の勉強をする! 



かなり前の東洋経済に、レノボ・ジャパンの社長の留目さんという方がアメコミで英会話の勉強をしているという記事がありました。

日頃から英語の必要性を感じながらも、仕事が忙しいからなどと自分に言い訳をして勉強から逃げている人は多いと思います。何を隠そう私もそんな中の一人です。。。

だけど、マンガなら読めるかも!と思い、さっそく生まれて初めてアメコミを買ってみました。 

読んで見たのは、アメコミの代名詞『バットマン』と大人気ドラマの原作『THE WALKING DEAD』です。


アメコミを読む前に

バットマンとウォーキング・デッドの話をする前に、アメコミを読む前に知っておいたほうがいいことを紹介します。それは、アメコミは日本のマンガとは違い、同じキャラクターが登場するマンガを色々な作者が書いていて、マンガの設定も様々だということです。

日本のマンガで例えるなら、鳥山明がドラえもんを書いていて、そのドラえもんはのび太くんの家じゃなくてジャイアンの家に住んでいる。そして、色々な道具を使ってのび太くんをいじめる。みたいな感じでしょうか。

なので、バットマンも色々な人が書いていて、色々な設定があります。


Batman:Year One

BATMAN-YEAR-ONEの表紙
BATMAN:YEAR ONE

バットマン・イヤーワンは、アメコミ界の巨匠と言われているフランク・ミラーが描いた作品です。世界的に大ヒットしたクリストファー・ノーラン監督のダークナイト3部作の原作としても知られています。


概要

1987年出版のかなり昔のマンガ。絵もすこし古さを感じる。だけど、それがかっこいい。

幼いころに両親を強盗に殺害された大富豪の御曹司であるブルース・ウェインが、バットマンになるまでと、なってからの1年間の活躍が描かれています。




この作品のバットマンは、いわゆる一般的なイメージの正義の味方ではありません。法律を無視し、かってに悪人に罰をあたえるのです。それは、自らも犯罪者になることに他なりません。しかし、たとえ警察に追われることになっても、バットマンは悪と戦うのです。正義のために。

ストーリーは子供っぽいものではなく、大人向けに書かれた、どことなく暗い雰囲気をまとった作品です。

現在のダークナイトとしてのバットマンの原点と言える作品なので、バットマンに興味がある人には、ぜひ読んでもらいたい作品です。


英語の難易度

学生の頃、ちゃんと英語の勉強をしてこなかった僕にとっては、かなり難しく感じました。

とくに、登場人物のこころの声や、詩的な表現などは、辞書を使ってもちゃんと意味を捉えているか不安になるところもありました。

英語がすごく苦手という人が、初めてのアメコミに選んでしまうと挫折してしまうかもしれません。僕は、挫折しそうになりました。

読みとげるポイントは、一気に読んでしまうことです。

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THE WALKING DEAD

THE-WALKING-DEADの表紙
THE WALKING DEAD

THE WALKING DEADは、実写ドラマ化され、世界中で大人気となった作品です。僕もドラマのシーズン5までを見ました。シーズン1から5までを、いっきに見てしまうくらいハマりました。


簡単なあらすじ

保安官のリックは、逃走犯と銃撃戦になり撃たれてしまう。

病院で目を覚ましたリックだが、辺りには人の気配がなかった。荒らされた様子の病院で人を探していると、人ではなく大量のゾンビに出くわしてしまう。命からがら病院を抜け出したリックは、ゴーストタウンとなった町をとおり家へ帰る。

しかし、家にいるはずの妻と息子の姿はなかった。

リックは、となりの家に勝手に住みついていた親子から、人々はゾンビから逃れるために大都市に向かったと聞き、妻の親族が住むアトランタを目指すのだった。

こんな感じで話が始まります。


ドラマとは違うストーリー


ドラマ版とはかなり違うところもあるので、ドラマを見たことがある人は見比べてみるのも楽しいと思います。

絵の感じも、いわゆるアメコミっぽくなく、日本のマンガのような感じです。途中までは・・・。

というのも、ウォーキング・デッドは途中から絵をかいている人が変わります。日本では、あまりないことですよね。途中からアメコミ風のタッチになっちゃうんです。

THE WALKING DEADの英語は読みやすい

ウォーキング・デッドにも、知らない単語やフレーズはたくさんありました。

でも、辞書をつかえば普通に読みすすめることができ、純粋にマンガとして楽しむことができたと思います。レベル的には、高校の英語くらいでしょうか。


バットマン・イヤーワンに比べ、英語の難易度は低く、かなり読みやすいです。英語が苦手な人が、初めて読むには向いているかもしれません。

1冊の値段が安いのも初心者にはうれしいポイントです。

アメコミには、1話ごとに発売されているものがあるので、試しに読んでみるにはちょうどいいと思います。日本では電子書籍で1話毎に読むことができます。

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アメコミを読むことのメリット



アメコミを読んでみて感じた最大のメリットは、英語に接する時間を増やせることです。英語習得には、なるべく英語に触れる時間をつくることが大切なんです!(たぶん)

ということで、これからもアメコミを読んでいこうと思います。


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